ユニクロ下請け工場の話

事故を防止対策は?

ユニクロといえば日本では最大のアパレルチェーンとして有名であり、多くの方が利用しています。
安くて良質な衣類を豊富に扱っていて、老若男女どのような方であっても、自分に最適なものを探すことができるため、人気が定着しているのです。
そんなユニクロに関して最近話題になっていることは下請け工場の労働環境がとても悪いのではないかという噂です。

ユニクロが自社製品をつくるための取引先としている会社は世界に100社近くあるとされているのですが、その7割は中国です。
その中国にある工場では、労働基準法を大きく違反しているような過酷な環境に労働者が強いられているというのです。
月に時間外労働が100時間以上あり、月の合計労働時間は300時間を超えるという事実が報告されています。

中国では1日に8時間、週に44時間までしか労働をしてはいけないという決まりがあります。
時間外労働については月に36時間を超えてはならないとされているのですが、ユニクロの下請け工場ではそれが守られていないのです。
過労死ラインとされているのは月に80時間を超える時間外労働であり、この基準に照らし合わせると中国の下請け工場ではかなりリスクの高い環境下で労働者が仕事をしていることになります。

単に労働時間が長いだけではなくて、作業場には排水があふれており、事故を防止するための対策も不十分なようです。
工場内は異常な高温となっており、そこで働いている人達の健康はまったく考慮されていないのです。
詳しい点についてはこちらのサイトで解説されているため、興味があれば読んでみてください。
>>IRONNA

ユニクロへの批判が高まる

ユニクロが海外の工場に過酷な労働環境を強いている理由は、安く製品をつくらせるためです。
特に中国の場合は人件費が安く、労働環境の悪さにも無頓着なために、ユニクロがそれを利用しているのです。
このような点についてユニクロやその社長に対して非難の声が高まっています。

雑誌でユニクロを批判する記事が出たときにはユニクロ側は裁判沙汰にしたのですが、結局裁判所は雑誌社の方を擁護しました。
つまり、裁判所もユニクロが中国の下請け工場に過酷な労働を強いていることを事実として認めているのです。
日常的にユニクロで買い物をしている方の多くは、自分達が買った衣類がどのようにしてつくられたものか意識していません。

どうしてユニクロはこれほどまでに安い商品展開ができるのか、その理由について考えてみるべきでしょう。
中国人のことだから自分には関係ないと考えるのはとても幼稚なことだと理解しましょう。
また、中国の工場のことだからといって、日本にも関係のない話ではありません。

ひょっとしたら日本の工場でも同様のことが起きてしまうかもしれないのです。
工場の労働環境については、経営者側や労働者だけではなく、消費者も真剣に考えるべきでしょう。