紙・パルプ工場で働く

紙・パルプ工場の工程とは

紙・パルプ工場でも雇用はたくさんあります。
どのような作業が行われるか、まずは工程を見ていきましょう。

原料は木材チップや古紙を利用します。
木材の場合、蒸解釜にいれて柔らかく砕き漂白、スクリーンを経て化学パルプとなります。
古紙の場合、パルパーという機械、フローテーターという機械を利用した後、漂白、スクリーンを経て再生パルプになります。

パルプ調整の後、製紙工程に入ります。
ワイヤーパート、プレスパート、ドライヤーパート、コーター、キャレンダー、ワインダー、最後にカッター作業があり紙が完成します。
木材が原料の場合、木材チップを薬品等で煮込み、パルプを作る化学パルプ工程です。
古紙が原料となる場合、新聞雑誌などの古紙をとかしパルプを作るという再生パルプ工程です。

紙・パルプ工場で働くという事

紙の原料は木材や古紙などがあり、それぞれ用途に応じて作っていくことになります。
依頼によってこのような材質の用紙をこの位欲しいといわれれば、その用途に応じた紙を作らなければなりません。
材料が足りない、求めている神の品質にならないという事もありますので、その場合、別のところから融通してもらうなどしながら紙の品質を依頼に合わせていきます。

こうした工場で働く人は、どのタイミングでどのパルプをどのくらい必要としているのかという事を見極めて、購入したパルプや融通してもらったパルプを利用して調整しながら紙を作り上げていくことが必要となるため、こうした作業を行う場合、経験が必要となります。

需給調整ができるようになるためには、経験が必要となりますので、未経験でこうした仕事に就く場合、最初から難しい作業を行うのではなく、紙を運んだり、出来上がった物を別の場所に運ぶなどの初心者でもできる仕事から開始します。
その後、製造ラインを覚えていき、経験を積んで需給調整ができるような知識と技術を持てるようになったら経験者同様に難しい作業ができるようになります。

紙・パルプ工場の現状

紙媒体が減少傾向にあるという現状はみなさんもご存知の通りです。
プリントせずに、パソコン上でデータをやり取りできる時代になっていますし、雑誌や書籍においても電子書籍、電子雑誌などが主流となりつつあり、雑誌、書籍の売り上げが落ちている状態です。

ただ用紙が全く必要ないという事はなく、学校、公共機関、また海外でも需要があります。
海外においてはアジア諸国など日本で作られる神の品質がよいということで、売り上げが上昇しています。
そのため、海外輸出を行っている企業などでは雇用が絶えない状態です。
こうした業界に雇用を求める場合、海外に輸出などを行っている企業などの募集を探してみるといいでしょう。
但し、ビジネスで英語が話せる能力が必要となる場合もあります。